EXHIBITIONS
コミュニケーションの部屋
和歌山県立近代美術館が企画展「コミュニケーションの部屋」を開催。「コミュニケーション」をテーマに、作品を見る行為から情報伝達や共同作業までについて、多様なジャンルの作品を手がかりに探る。
メールやSNS、オンラインミーティングといったデジタルベースのコミュニケーションが活発になっている昨今。本来コミュニケーションとは何らかの情報を伝え、「共有」することを指し、ひとつの場所に集まり会って話すこと、「いま・ここ」を共有することが、道具のいらない一番シンプルなコミュニケーションの方法だろう。そして「いま・ここ」を共有するという意味では、美術館の展覧会はコミュニケーションのための場だと言える。
本展では、展覧会に並ぶ作品の作者、展覧会を見る人、そして展覧会をつくる美術館の立場も含めた様々なコミュニケーションのかたちを、「コミュニケーションの部屋」である展覧会において考える。
主な出展作家は、和歌山県立近代美術館のコレクションから、野田哲也、トーマス・ルフ、村井正誠、森口宏一、君平(くんぺい)ら。
また特別出品として、複数の個人的関心に基づく異なるアプローチで、様々な表現や実践・研究を続ける前川紘士が、奈良県障害者芸術祭「HAPPY SPOT NARA 2011‒2012」を契機に那須大輔と行った協働制作のアーカイヴ展示も行う。
メールやSNS、オンラインミーティングといったデジタルベースのコミュニケーションが活発になっている昨今。本来コミュニケーションとは何らかの情報を伝え、「共有」することを指し、ひとつの場所に集まり会って話すこと、「いま・ここ」を共有することが、道具のいらない一番シンプルなコミュニケーションの方法だろう。そして「いま・ここ」を共有するという意味では、美術館の展覧会はコミュニケーションのための場だと言える。
本展では、展覧会に並ぶ作品の作者、展覧会を見る人、そして展覧会をつくる美術館の立場も含めた様々なコミュニケーションのかたちを、「コミュニケーションの部屋」である展覧会において考える。
主な出展作家は、和歌山県立近代美術館のコレクションから、野田哲也、トーマス・ルフ、村井正誠、森口宏一、君平(くんぺい)ら。
また特別出品として、複数の個人的関心に基づく異なるアプローチで、様々な表現や実践・研究を続ける前川紘士が、奈良県障害者芸術祭「HAPPY SPOT NARA 2011‒2012」を契機に那須大輔と行った協働制作のアーカイヴ展示も行う。