EXHIBITIONS
中島晴美
磁土の手捻りによる有機的な白地のフォルムに、大小のブルーのドットを配した作品を発表する現代陶芸家の中島晴美。
中島は具象的な形状の作品で作家活動をスタートさせたが、より真実に迫る表現を求めて自問自答を繰り返し、土という素材そのものの魅力こそが自身の創作の原点であることを自覚するようになる。以降、人間の心の奥底に潜む意識やイメージを手から土へと置き換える抽象的表現の作品を制作し、新たな造形に挑み続けてきた。
本展では、本能と理性、衝動と知性とのせめぎ合いによって生み出され、相反する不条理を自覚しながら土と対峙する中島の内なる自己を象徴的に可視化させた作品が並ぶ。
中島は具象的な形状の作品で作家活動をスタートさせたが、より真実に迫る表現を求めて自問自答を繰り返し、土という素材そのものの魅力こそが自身の創作の原点であることを自覚するようになる。以降、人間の心の奥底に潜む意識やイメージを手から土へと置き換える抽象的表現の作品を制作し、新たな造形に挑み続けてきた。
本展では、本能と理性、衝動と知性とのせめぎ合いによって生み出され、相反する不条理を自覚しながら土と対峙する中島の内なる自己を象徴的に可視化させた作品が並ぶ。