EXHIBITIONS
鷹野隆大 毎日写真1999-2021
「セクシュアリティ」や「都市」をテーマに撮影を続ける写真家・鷹野隆大。現在のスタイルを確立した1999年の作品から最新作までが集う、美術館での初の大規模個展「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」が開催される。
鷹野は1963年福井県生まれ。1994年から作家活動を開始し、2006年に第31回木村伊兵衛写真賞受賞。受賞作の写真集『IN MY ROOM』(2005)では、女か男か、ホモセクシャルかヘテロセクシャルか、といった人間の性にまつわる二項対立のはざまにある、曖昧なものの可視化を試みた。
ジェンダーやセクシャリティをテーマとする写真家として知られている鷹野は、他方、1998年から毎日欠かさず写真を撮ることを自分に課して、様々な実験的な撮影を継続。制度化されたまなざしや、写真という媒体の特性とその限界について、考察を重ね、このプロジェクトを「毎日写真」と名づけて実践し続けている。
本展では、鷹野の芸術活動の根幹をなす「毎日写真」を主軸としながら、ジェンダー・セクシャリティ系の出世作や、日本特有の無秩序な街並みの写真「カスババ」、定点観測的な「東京タワー」、東日本大震災が契機となり近年注力する影の作品など、約130点を時系列に展示。写真の概念を問い直す写真家の思索の変遷を顧みて、その実像に迫る。
会場には近年、鷹野が注力する影の作品を実体験できるコーナーも設置。作品と同じセッティングを使った自分の影をスマホで撮影することができる(体験人数を制限する場合あり)。
鷹野は1963年福井県生まれ。1994年から作家活動を開始し、2006年に第31回木村伊兵衛写真賞受賞。受賞作の写真集『IN MY ROOM』(2005)では、女か男か、ホモセクシャルかヘテロセクシャルか、といった人間の性にまつわる二項対立のはざまにある、曖昧なものの可視化を試みた。
ジェンダーやセクシャリティをテーマとする写真家として知られている鷹野は、他方、1998年から毎日欠かさず写真を撮ることを自分に課して、様々な実験的な撮影を継続。制度化されたまなざしや、写真という媒体の特性とその限界について、考察を重ね、このプロジェクトを「毎日写真」と名づけて実践し続けている。
本展では、鷹野の芸術活動の根幹をなす「毎日写真」を主軸としながら、ジェンダー・セクシャリティ系の出世作や、日本特有の無秩序な街並みの写真「カスババ」、定点観測的な「東京タワー」、東日本大震災が契機となり近年注力する影の作品など、約130点を時系列に展示。写真の概念を問い直す写真家の思索の変遷を顧みて、その実像に迫る。
会場には近年、鷹野が注力する影の作品を実体験できるコーナーも設置。作品と同じセッティングを使った自分の影をスマホで撮影することができる(体験人数を制限する場合あり)。