EXHIBITIONS

太田フォトスケッチvol.5「#オオタメシ」

2021.06.12 - 07.18

撮影=馬場わかな

撮影=馬場わかな(すべて太田市内)

撮影=馬場わかな(すべて太田市内)

撮影=馬場わかな(すべて太田市内)

撮影=馬場わかな(すべて太田市内)

 5回目の開催となる「太田フォトスケッチ」は、「カメラを通し、太田のまちを新たな視点で再発見する」ことを目的に、これまで様々なテーマで展覧会を開催してきた。今回はフォトグラファーの馬場わかなが撮影した写真を通して、太田市で育まれてきた食文化とそれに携わる人々を紹介する。

 馬場は1974年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。雑誌、単行本を中心に暮らしまわりを幅広く撮影。著書に『人と料理』(アノニマスタジオ)、『祝福』(ORGANIC BASE)、『まよいながら、ゆれながら』(文=中川ちえ、ミルブックス)、『Travel Pictures』(著者=名田辺わかな、PIE BOOKS)がある。

 太田市では、古くから小麦の栽培が盛んであったことから「太田焼きそば」や「焼きまんじゅう」を筆頭に、とくに粉もの(小麦粉)料理が多くつくられてきた。本展では市内16ヶ所の食文化に注目し、太田市独自の食文化「#オオタメシ」を見出す。

 家庭料理から飲食店のメニューまで、市民から集めた一般公募写真約70点と、馬場が太田を巡り撮影した、料理や農作物への愛が感じられる写真をともに展示。県内外の新たな視点から、地域の料理やそれに携わる人々の営みを展観する。