EXHIBITIONS
濱大二郎「MUTANT」
アーティスト・濱大二郎の個展「MUTANT」がMARUEIDO JAPANで開催されている。会期は6月26日まで。
濱は1984年島根県出雲生まれ。2005年にカナダ・トロントヘ単身移動、映像作品の衣装美術に携わる。11年に帰国し京都を拠点に活動。14年に「Nuit Blanche Kyoto」に参加。15年にはアム ステルダムにて個展「INVISIBLE」を開催し、同年「Red dot art fair in ART BASEL MIAMI」に参加。18年よりオランダに移住し、パリのアートフェアにも出展。現在、オランダのデン・ハーグを 拠点にヨーロッパや日本で作品を発表している。
長年、絵日記のようにドローイングを描き続けている濱。その中には、世界の混乱のなかで思考し創作を続ける自身の内面から実体化した「PUMAN」が登場する。「PUMAN」は濱の自画像で あり、鑑賞者の肖像でもあり、誰もが持っている人間の純粋な部分を映し出してくれる「存在」。「PUMAN」の表情や動きは、無垢で空白だと作家は話す。見る者のその時の心情や思考によって変化を見せるだろう。
また本展では濱の代表的なシリーズ「KŪKAN」「HARMONY」の新作、初の試みとなる立体作品「KŪKAN」を発表する。白線が描かれた黒い立方体がねじれ連なる姿は揺れ動きながらも、物理的にも精神的にも絶妙な調和を保ち、鑑賞者の奥底にある誠実な感情や思考を見つめ直す場をつくる。
突然変異体を意味する「MUTANT」。本展のキュレーションを手がける渡邊賢太郎は、本展を通して、各々が自分自身のなかの「MUTANT」を体感してほしいとしている。
濱は1984年島根県出雲生まれ。2005年にカナダ・トロントヘ単身移動、映像作品の衣装美術に携わる。11年に帰国し京都を拠点に活動。14年に「Nuit Blanche Kyoto」に参加。15年にはアム ステルダムにて個展「INVISIBLE」を開催し、同年「Red dot art fair in ART BASEL MIAMI」に参加。18年よりオランダに移住し、パリのアートフェアにも出展。現在、オランダのデン・ハーグを 拠点にヨーロッパや日本で作品を発表している。
長年、絵日記のようにドローイングを描き続けている濱。その中には、世界の混乱のなかで思考し創作を続ける自身の内面から実体化した「PUMAN」が登場する。「PUMAN」は濱の自画像で あり、鑑賞者の肖像でもあり、誰もが持っている人間の純粋な部分を映し出してくれる「存在」。「PUMAN」の表情や動きは、無垢で空白だと作家は話す。見る者のその時の心情や思考によって変化を見せるだろう。
また本展では濱の代表的なシリーズ「KŪKAN」「HARMONY」の新作、初の試みとなる立体作品「KŪKAN」を発表する。白線が描かれた黒い立方体がねじれ連なる姿は揺れ動きながらも、物理的にも精神的にも絶妙な調和を保ち、鑑賞者の奥底にある誠実な感情や思考を見つめ直す場をつくる。
突然変異体を意味する「MUTANT」。本展のキュレーションを手がける渡邊賢太郎は、本展を通して、各々が自分自身のなかの「MUTANT」を体感してほしいとしている。





