EXHIBITIONS

resilience - Art, antique and objects curated by Kojiro Nagumo

2021.06.05 - 06.19

キービジュアル

カウベルの吊り元、北イタリア 1900頃

ルーマニアのヴィンテージ陶器 1950年代頃

テイラー・キビー This is Not the End of Us 2021 ©︎ Taylor Kibby / MAHO KUBOTA GALLERY

 南雲浩二郎によるキュレーション展「resilience - Art, antique and objects curated by Kojiro Nagumo」がMAHO KUBOTA GALLERYで開催中。会期は6月19日まで。

 本展では、世界中の美しいものと対峙してきたクリエイティブディレクターの南雲浩二郎を迎え、「古きもの」と現代美術をひとつの空間に共存させる試み。南雲のセレクトによる美しきものたちは、古くは16世紀〜1950年代まで、そして現代作家の作品も含む。その地図は、ルーマニア、イタリア、インドネシア、韓国、中国、北欧、インド、日本と多彩に広げられている。

 現代美術はMAHO KUBOTA GALLERYのリプリゼントアーティストの作品を中心に、小川信治、多田圭佑、ジュリアン・オピー、テイラー・キビーの作品を展示。時代や国、文化やスタイル、質感の差位を超えて集められた美しきものの多彩さが混在するとき、そこにはそれらのオブジェクトに注がれる過去のまなざし、そしてその全体を見つめる、現在のまなざしが立ち現れる。