EXHIBITIONS

大川美術館コレクションによる 20世紀アート120

ピカソ、ベン・シャーン、アンディ・ウォーホルから草間彌生まで

2021.04.20 - 06.20

清水登之 祭之図 1918

マリー・ローランサン 女性の半身像 1930年代 

 大川美術館が展覧会「大川美術館コレクションによる 20世紀アート120」を開催中。同館のコレクションのなかから「西洋美術」に焦点を当て、2部構成で作品約120点を紹介している。

 20世紀は、美術の世界では個性の「表現」への関心が強くなった時代。第一次世界大戦後、1920年代のパリで「エコール・ド・パリ」と称されたように、世界各地から画家たちが集まり、美術が一斉に花咲いた。そして第二次世界大戦の終結後は、美術の舞台も戦後復興と経済的な繁栄を背景に、パリからニューヨークへと移った。

 本展の「第一部:エコー ル・ド・パリとアヴァンギャルド」では、20世紀の代表的な画家であるジョルジュ・ルオー、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、ジョルジュ・ブラック、パブロ・ピカソ、マルク・シャガールなどの作品を展示。「第二部:アメリカン・シーンの画家たち」ではアンディ・ウォーホルをはじめ、草間彌生らアメリカで活動した日本人作家も取り上げ、大川美術館が所蔵する20世紀アートを一挙公開する。