EXHIBITIONS
花、あたらし/12Flowers
art space Kimura ASK?では、グループ展「花、あたらし/12Flowers」を開催。青山悟、淺井裕介、O JUN、小笠原盛久、荻野夕奈、佐藤舞梨萌、五月女哲平、寺門孝之、長谷川繁、升谷真木子、森本太郎のアーティスト11人が参加する。
アートディレクターの仲世古佳伸がキュレーションを手がける本展のテーマは「花」。仲世古は昨年のコロナ禍による緊急事態宣言の期間中に、毎日の散歩で出会った、道端で健気に咲きほこる、美しい春の花々の姿を見てキュレーションの構想を練った。
本展では、コロナ禍がもたらした「もがき」のなかで、いま改めてつくることの持続と、そして制作の「その先にあるもの」への期待を、11名の美術家の描くそれぞれの「花」の表現を通して見出す。作品サイズは、ほぼすべてS3号(27.3×27.3センチメートル)に統一し、1作家2点、合計22点の平面作品(青山悟のみ不定形サイズ)と、仲世古による「花」の映像作品が展示される。
本展の企画にあたって、次のコメントが寄せられている。
「まさか2020年があんな一年になるとは、誰も予想できませんでした。 (中略)日常の片隅で、ひっそりと力強く咲く花たちは、この事態のなかにあっても、笑みを浮かべ、しっかりと日常を生きているように映りました。自然と人の営みのささいな流れのなかに、命と暮らしと、今を生きる新たな希望があることを私に教えてくれているように思えました。
私は一年前の、このささやかな歓喜の体験を、ひとつの展覧会としてカタチにしてみたいと思いました。コロナ禍の日常でさ迷う世界の不条理と倒錯の帰結が、何処にたどり着くのか私には判るはずもありません。ただ、まさに時代精神のざわめきがあるとしたら、11人の美術家が描く30センチ四方に満たない小さな創造の庭に咲く、さまざまな美しい花が在ることの意味を問うこともまた、私たちの生きている、現代の美術へとつながる新しい主題となりえるのではと考えています(仲世古佳伸)」 。
アートディレクターの仲世古佳伸がキュレーションを手がける本展のテーマは「花」。仲世古は昨年のコロナ禍による緊急事態宣言の期間中に、毎日の散歩で出会った、道端で健気に咲きほこる、美しい春の花々の姿を見てキュレーションの構想を練った。
本展では、コロナ禍がもたらした「もがき」のなかで、いま改めてつくることの持続と、そして制作の「その先にあるもの」への期待を、11名の美術家の描くそれぞれの「花」の表現を通して見出す。作品サイズは、ほぼすべてS3号(27.3×27.3センチメートル)に統一し、1作家2点、合計22点の平面作品(青山悟のみ不定形サイズ)と、仲世古による「花」の映像作品が展示される。
本展の企画にあたって、次のコメントが寄せられている。
「まさか2020年があんな一年になるとは、誰も予想できませんでした。 (中略)日常の片隅で、ひっそりと力強く咲く花たちは、この事態のなかにあっても、笑みを浮かべ、しっかりと日常を生きているように映りました。自然と人の営みのささいな流れのなかに、命と暮らしと、今を生きる新たな希望があることを私に教えてくれているように思えました。
私は一年前の、このささやかな歓喜の体験を、ひとつの展覧会としてカタチにしてみたいと思いました。コロナ禍の日常でさ迷う世界の不条理と倒錯の帰結が、何処にたどり着くのか私には判るはずもありません。ただ、まさに時代精神のざわめきがあるとしたら、11人の美術家が描く30センチ四方に満たない小さな創造の庭に咲く、さまざまな美しい花が在ることの意味を問うこともまた、私たちの生きている、現代の美術へとつながる新しい主題となりえるのではと考えています(仲世古佳伸)」 。



