EXHIBITIONS

SITES UNSEEN – 真ん中から緑を呼び続ける –

小野功太郎 A meeting of flame 2021 © Kotaro Ono Courtesy of nca | nichido contemporary

坂本和也 Life goes on 2021 © Kazuya Sakamoto Courtesy of nca | nichido contemporary

畠山瑞規 見つけられた世界(ドレスを着た2人の女性、台の上の半身像、マスク、2匹の獣) 2021 © Mizuki Hatakeyama Courtesy of nca | nichido contemporary

 小野功太郎、坂本和也、畠山瑞規のアーティスト3人によるグループ展「SITES UNSEEN –真ん中から緑を呼び続ける-」がnca | nichido contemporary artで開催されている。

 本展タイトルにある「SITES UNSEEN」は「見えないところ」を意味するもの。3人が今回のために制作した最新作を展示している。

 人や社会との関わりのなかで生じる他者との様々な認識のずれや違和感、差異を埋めようと、現実と異次元の境界を浮遊するような独特の背景に不思議なクリーチャーを描く小野功太郎、自身の趣味である水草の飼育(アクアリウム)を通して、生態系の構成要素のなかに現代の社会環境との類似性を見たことから、植物をモチーフにして物事の内面を表そうと探求している坂本和也、自身が設定した一定のルールのもと、波のような形象を画面に繰り返し描き、視点によって様々に変化するイメージで鑑賞者に新たな気づきをもたらす畠山瑞規。

 3人のアーティストは、これまで自身が抱える問題や課題、またそこにある目には見えない空気や音、温度、風景をそれぞれの視点と表現によって可視化しようと試みてきた。コロナ禍における喪失感や息苦しさを抱えるいま、各々がそれに向き合い、未来への課題を提示し、新しい発見へと見る者を導く。

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