EXHIBITIONS

没後90年 萬鐵五郎展

2017.09.16 - 11.19

萬鐵五郎 裸体美人(部分) 1912 東京国立近代美術館蔵 重要文化財

萬鐵五郎 雲のある自画像 1912-13頃 岩手県立美術館蔵

萬鐵五郎 もたれて立つ人 1917 東京国立近代美術館蔵

萬鐵五郎 日の出 1919頃 萬鉄五郎記念美術館蔵(前期展示)

 個性派と呼ばれる芸術家を多数輩出した大正時代において、ひときわ特異な才能を輝かせた画家として知られる萬鐵五郎(よろず・てつごろう)。

 本展では、当時ベストセラーとなった入門書『水彩画之栞』をきっかけに、水彩画にのめり込むようになった萬の幼少期から、東京美術学校での学生生活を終え、画家としての道を歩み出した頃、そして体調を崩し、療養のために亡くなるまで過ごした、茅ヶ崎移住での活動までを取り上げる。

 没後90年にあたり、重要文化財の《裸体美人》などを展示。作品と資料約400点を通して画家の全貌に迫る。