EXHIBITIONS

原良介「裏山のキュビズム」

2021.04.30 - 06.12

原良介 景色と体 2021

 画家の原良介がun petit GARAGEでの初個展「裏山のキュビズム」を開催。平川恒太との2人展「入り口の森」以来、同ギャラリーでは約1年半ぶりの展示となる。

 原は1975年神奈川県生まれ。2000年多摩美術大学美術学部絵画学科卒業、02年同大学大学院美術研究科修了。「トーキョーワンダーウォール公募2001」大賞受賞。13〜17年まで多摩美術大学美術学部絵画学科で非常勤講師を務めた。

 18年より青山悟(アーティスト)と竹林陽一(クリエイティブ・ジャングル代表)とともに、アートレクチャー、ワークショップのシリーズを開始。「人と自然と絵のあいだ」をテーマに、複数の時間や異なる空間などの概念的要素を取り込みながら、「絵を描くということは次元の移動を行うこと」であると意識して作品を制作している。

 本展では、2021年制作の新作を展示。コロナ禍による自粛期間に着手した、自宅裏山の開拓作業を通して感じたと言う変化を記録した作品の数々が集まる。