EXHIBITIONS

林琢真「FIGURATIVE AND ABSTRACT」

などや恵比寿 2F 浮遊ギャラリー
2021.04.10 - 05.30

林琢真「FIGURATIVE AND ABSTRACT」より

林琢真「FIGURATIVE AND ABSTRACT」より

林琢真「FIGURATIVE AND ABSTRACT」より

 アートディレクター、グラフィックデザイナー・林琢真の個展「FIGURATIVE AND ABSTRACT」が、オルタナティヴスペース「などや恵比寿」の浮遊ギャラリーで開催される。

 林は北海道札幌市出身。アートディレクター、グラフィックデザイナーとしてデザインの分野で東京を拠点に活動。美術関連のグラフィックや出版、広告、ファッション、音楽など幅広い分野で活躍している。携わった主な作品に、展覧会「ALBERTO GIACOMETTI」(国立新美術館、2017)、「田根剛:Archaeology of the Future」(TOTO ギャラリー・間 2018)、「The Sense of Wonder」(ヴァンジ庭園美術館、静岡、2020)、書籍『井田幸昌:Crystallization』(美術出版社、2020)などがある。

 本展では会期中、林による公開制作(スケジュールはSNSにて告知)やトークなどを実施し、YouTube公式チャンネルにてライブ配信を行う予定。アートや建築など様々な領域から信頼される林のデザイナーとしての作品への取り組み方や思考とともに、表現者としての篤実な着眼点による創作眼を垣間見る好機となる。

 会場の「などや恵比寿」は、東京・恵比寿にある築60年の民家を改装し、2020年に誕生。2階にある「浮遊ギャラリー」は、既存の建物の外壁に、室内と街の中間領域のような開口部を設け、アートやデザインをはじめとする、様々な領域のクリエイティブを発信している。
 
 なお同スペースでは24時間、作品の鑑賞が可能。街を行き交う多くの人々に発信することで、既存の枠組みにとらわれない物事の別側面や、新たな発想の可能性を提示していく。