EXHIBITIONS

ランス美術館コレクション

風景画のはじまり コローから印象派へ

2021.04.10 - 06.06

ジャン=バティスト・ カミーユ・コロー イタリアのダンス 1865-70 Inv. 887.3.1 ランス美術館蔵 © MBA Reims 2019 / photo: C. Devleeschauwer

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー 突風 1865-70 Inv. 899.16.23 ランス美術館蔵 © MBA Reims 2019 / photo: C. Devleeschauwer

ウジェーヌ・ ブーダン ベルク、船の帰還 1890 Inv. 907.19.35 ランス美術館蔵 © MBA Reims 2019 / photo: C. Devleeschauwer

ピエール=オーギ ュスト・ルノワール 風景 1890頃 Inv. 949.1.61 ランス美術館蔵 © MBA Reims 2019 / photo: C. Devleeschauwer

カミーユ・ピサロ ルーヴル美術館 1902 Inv. 907.19.208 ランス美術館蔵 © MBA Reims 2019 / photo: C. Devleeschauwer

クロード・モネ ベリールの岩礁 1886 Inv. 907.19.191 ランス美術館蔵 © MBA Reims 2019 / photo: C. Devleeschauwer

 フランス北東部の古都・ランス。歴代国王の戴冠式が行われた歴史とともに、シャンパンの産地としても知られている。

 ランス市と名古屋市は2017年に姉妹都市提携を結び、同年に名古屋市美術館とも縁の深い藤田嗣治などの名品を紹介する「ランス美術館展」を開催した。本展「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」では、ランス市が誇る至高の風景画コレクションが再び来日する。

 出展作家は、戸外制作を行ったバルビゾン派の画家たちや、「空の王者」と賞賛されたウジェーヌ・ブーダン、そしてクロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、カミーユ・ピサロら。なかでも、木立や水辺を繊細かつ詩情豊かに描き出した作品で現在も高い人気を誇る、ジャン=バティスト・カミーユ・コローの作品が見どころとなる。

 フランス国内ではルーヴル美術館に次いで作品の収蔵数が多いことで知られるランス美術館。本展は、地中海の光のなかで踊る男女を叙情的に描いた《イタリアのダンス》や、傾いだ木々のダイナミックな動きで優れた対角線構図をとった《突風》など、コローの傑作16点をまとめて鑑賞できる貴重な機会となる。

 ランス美術館がリニューアル休館中のいまだからこそ実現した本展。アトリエを飛び出し、自然の光や大気の変化をとらえようとした画家たちによる、19世紀フランス風景画の展開を堪能したい。

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