EXHIBITIONS

横浜市民ギャラリー U35若手芸術家支援事業

宇平剛史個展「Unknown Skin」

2021.04.07 - 04.17

宇平剛史 Skin(4641, part) 2021

宇平剛史 Skin(4535) 2019

宇平剛史 Skin(4528, par) 2019

宇平剛史 Skin(4420) 2020

 アーティスト、デザイナー・宇平剛史の個展「Unknown Skin」が横浜市民ギャラリーで開催されている。

 宇平は1988年福岡県福岡市生まれ。現在は東京を拠点に活動している。東京都立大学(旧首都大学東京)システムデザイン学部卒業。2019年に、作品集『Skin(Folio Edition)』を上梓。2020年、3331 Art Fairに参加し、小池一子賞を受賞。装幀を手がけた主な書籍に、 沢山遼『絵画の力学』(書肆侃侃房、2020)、荒川徹『ドナルド・ジャッド』(水声社、2019)、横田大輔『Vertigo』(Newfave、2014)などがある。

 2018年頃より、グラフィックデザイナーの活動と並行して、アートワークの制作にも取り組んできた宇平。デザインとアートワークの実践は作家のなかで地続きに位置づけられ、一貫して紙や印刷をはじめとした物質との精緻なかかわりのなかで作品を構築している。

 本展では、人の肌がもつ無限の肌理を、高精細のグレースケール写真で提示する連作「Skin」を展示。また、数千個のガラスの球体を用いた新作のインスタレーション《Glass Balls》も発表する。