合田ノブヨ「花ぬすびと」

　Galerie LIBRAIRIE6 / シス書店では、合田ノブヨの個展「花ぬすびと」を開催。花の名をもつ少女たちがコラージュのなかで遊ぶ、押し花と奏でる新作展となる。

　合田は1972年東京都生まれ。画家・合田佐和子の次女として、幼い頃より芸術に携わる環境で育つ。高校在学中にフジテレビのドラマ『90日間トテナム・パブ』のタイトルバックを制作、出演。その後、コラージュを始め、92年より毎年個展を開催する。また雑誌、新聞などで挿絵を連載。数多くの単行本、文庫、CDジャケットの挿画もこなす。19年の展覧会では、新作コラージュに加え蜜蝋画を発表した。

　本展では、新作コラージュ25点に加え、ガラス箱やマッチ箱を使用したオブジェ約25点を展示。また作品のほかに、庭で育てた草花を丁寧にプレスしたコラージュカードを販売する。17世紀と同じ製法でつくられた手漉きコットンペーパーに押し花をコラージュし、胡桃インクのカリグラフィーが施された小作品とも言えるカードが並ぶ。

　なお、オンライン展覧会は初日の4月3日 13:00より公開予定。