EXHIBITIONS

Hiro Kurata and Koichi Sato「Mirrored」curated by DYH

DYH
2021.04.10 - 05.09

メインビジュアル

Hiro Kurata

Koichi Sato

展示風景より Photo by Yosuke Torii

展示風景より Photo by Yosuke Torii

展示風景より Photo by Yosuke Torii

展示風景より Photo by Yosuke Torii

展示風景より Photo by Yosuke Torii

展示風景より Photo by Yosuke Torii

展示風景より Photo by Yosuke Torii

 Hiro KurataとKoichi Satoによる2人展「Mirrored」が、新宿区若葉のDYH(Destroy Your Habits)で開催される。4⽉10〜5⽉9⽇まで。

 Hiro Kurataは1980年大阪府生まれ。96年に渡米し、パーソンズ美術大学を卒業後、チェルシーにて現代美術の絵画修復士として働く側ら絵画作品を制作・発表。自身の原体験や日々の生活の記憶をベースにした作品が多い。

 Koichi Satoは90年代にニューヨークに渡り、ハンターカレッジにてフィルムを学ぶも挫折。パーソンズスクールオブデザインのデザイン&テクノロジー科に進学する。その後、デザイナーとしてキャリアを積むが自分のデザインに限界を感じ、仕事の傍らでドローイングやぺインテイングを始める。アメリ力のカルチャーなどから影響を受けており、作品はグループのポートレイトを基調として、パターンや明るい色調を使用し、ポートレイトを自身のイメージを持って再構築させている。

 ニューヨークに生活・活動の拠点を置き、アメリカを中心に世界各地で展示を開催してきた2人。本展では、普段キャンバスを用いて制作を行う両作家ともに、キャリアのなかで初めての「紙」へのドローイング/ペインティング作品を発表する。

 新型コロナウイルスの状況下でもアーティストとして変わらず精力的に活動してきた2人にとって、持ち運びしやすい「紙」という素材は支持体として一層身近な存在になった。両作家の原点回帰でもあり、新たな挑戦ともなる本展を楽しんでほしい。

 本展の会場となるDYH(Destroy Your Habits、自分のクセを撃ち壊せ)は、Shohei TakasakiとEri Takaneが運営するインディペンデントなインタビュー・メディア。DYHで展開されたクリエイターたちと展示活動なども不定期に行うプロジェクトスペースでもある。普段気がついていない自分たちの癖や習慣を発見し、「新しいことにチャレンジしてみる」というコンセプトに基づいて活動している。