EXHIBITIONS

kazuki takakura exhibition2021 "APUDE RINNE"

オンライン、KYOTO HAUS
2021.04.01 -, 2021.07.11 - 07.24

メインビジュアル

kazuki takakura exhibition2021 "APUDE RINNE"より

kazuki takakura exhibition2021 "APUDE RINNE"より

kazuki takakura exhibition2021 "APUDE RINNE"より

kazuki takakura exhibition2021 "APUDE RINNE"より

kazuki takakura exhibition2021 "APUDE RINNE"より

「アプデ輪廻」は2021年に継続的に行われる、アーティスト/アニメーション作家・たかくらかずきの制作活動と展示。今年3月に開催されたARTISTS' FAIR KYOTOでの展示からスタートし、その後もアップデートを重ねながらオンラインやオフラインで展開される。作品は「startbahn Cert.」で発行されるブロックチェーン証明書「Cert.」にひもづけられた、エディション付きデジタルデータとして、オンラインやオフラインで販売予定だ。

 たかくらかずきは、日本の伝統的なスタイルとテレビゲームやデジタルの持つ風味をミックスした作風で、美術、イラスト、アニメーション、ゲーム、舞台美術など多岐にわたって手がけるアーティスト。近年の仕事にPCゲーム「摩尼遊戯TOKOYO」のリリース、「TOKYO2021」への出展や、NHK教育テレビ「シャキーン」「マリーの知っとこ!ジャポン」、劇場映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」のアニメーションなど。また、劇団範宙遊泳のアートディレクターとしても活動している。

 今回の一連のシリーズでは、たかくらが継続的に取り組んでいる日本仏教をテーマに、「墓」というモチーフへの着目からスタートし、「墓石=ハードウェア」と「魂=ソフトウェア」の関係性について、物語が終わらなくなった時代の輪廻としてのアップデートをテーマとしている。「魂としてのデジタルデータは一体どこに存在していて、どんなふうに残っていくのか」というコンセプトのもと制作される作品群となる。

「アプデ輪廻 ver2.0 -デジタルデータの実家-」(4月1日~)は展覧会ウェブサイトから観覧できるオンラインでの展示。続く「ver3.0」「ver4.0」はキュレーションに吉田山を迎え、それぞれKYOTO HAUS(京都、7月11日~24日)、TOH(東京、2021秋)での展示を予定している。

「ver2.0」以降の詳細・アップデートは展覧会ウェブサイトで告知。たかくらによる日記「アプデ日記」も観覧できる。