EXHIBITIONS

春の所蔵品展

ルイ・ポール・アンリ・セリュジエ ブルターニュのアンヌ女公への礼讃 1922

シャイム・スーティン 野兎 1923

エミール・ガレ 飾り棚 1890年代

 ヤマザキマザック美術館が「春の所蔵品展」で、同館の主要なコレクション約180点を公開する。

 2010年に開館したヤマザキマザック美術館は、ロココの時代の画家からエコール・ド・パリまで、フランス美術300年の流れを一望できるコレクションを有している。

 本展では、ロココから始まり、新古典主義、ロマン主義、写実主義、そして印象派やエコール・ド・パリなど、18〜20世紀に活躍したフランスの画家の絵画作品が一堂に会す。またエミール・ガレが最晩年に手がけた、質の高いガラス作品も数多く展示される。

 主な出展作家は、ジャン=アントワーヌ・ヴァトー、フランソワ・ブーシェ、ジャン・オノレ・フラゴナール、ユベール・ロベール、ギュスターヴ・クールベ、クロード・モネ、アルベール・マルケ、マリー・ローランサン、エミール・ガレなど。

 当時のサロンを彷彿とさせる展示室で、フランスへ旅をしたような気分で芸術鑑賞を楽しむことができる。