EXHIBITIONS

ランス美術館コレクション

風景画のはじまり ―コローから印象派へ―

2021.02.27 - 03.21

カミーユ・ピサロ ルーヴル美術館 1902 © MBA Reims 2019 / Photo : C.Devleeschauwer

クロード・モネ べリールの岩礁 1886 © MBA Reims 2019 / Photo : C.Devleeschauwer

ウジェーヌ・ブーダン ベルグ、出航 1890 © MBA Reims 2019 / Photo : C.Devleeschauwer

 福井県立美術館が特別企画展「風景画のはじまり ―コローから印象派へ―」を開催。フランス絵画の宝庫として知られるランス美術館のコレクションから、選りすぐりの作品約70点が来日する。

 フォンテーヌブローの「森」を愛したカミーユ・コローとバルビゾン派から、ウジェーヌ・ブーダンのもとノルマンディーの「海」に集った仲間たち、そして絵画に色彩と光の革命をもたらした、クロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、カミーユ・ピサロら「印象派」まで。

 本展は、画家たちが屋外での制作を通して、神話や聖書などの物語の背景でしかなかった景色や自然そのものに大きな可能性を見出していく道すじをたどる。37作家の名画の数々によって、19世紀フランス風景画の流れを一望できるまたとない機会となる。

※本展は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により当初の会期(2020年4月18日〜5月24日)を変更して開催。最新情報は公式ウェブサイトへ。