EXHIBITIONS

絵でよむ百人一首と源氏物語

2021.03.08 - 04.10

狩野⼭楽 源⽒物語 押絵貼屏⾵(部分) 通期展⽰

池田孤邨 三十六歌仙図 通期展示

川合⽟堂 紅梅・⽩梅屏⾵ 通期展⽰

 日本画を通して、優雅な和歌の世界を味わう展覧会「絵でよむ百人一首と源氏物語」が嵯峨嵐山文華館で開催される。

 百人一首は、鎌倉時代の歌人・藤原定家が『古今和歌集』『新古今和歌集』など、10冊の勅撰和歌集のなかから100首を選出した秀歌のこと。嵯峨嵐山文華館の位置する小倉山の麓で生まれたとされている。

 本展では、百人一首を切り口に、歌の情景を描いたかのような日本画の数々を公開。また百人一首に選ばれた歌人のひとり・紫式部にちなんで、『源氏物語』に関係する屏風や巻物作品も展示する。

 館内1階展示ギャラリーの「絵でよむ百人一首」には、川合玉堂筆《紅梅・白梅屏風》、長沢芦雪筆《朧月紅葉図》などが展示され、古の歌人たちと、江戸時代以降の画家たちとが時を超えて競演。2階の畳ギャラリーの「源氏物語の世界」では、世界最古の女流文学作品である『源氏物語』に関係する作品から、狩野興也筆《源氏物語六条院庭園図巻》、玉圓永信筆《源氏五十四帖図》などを展示し、江戸時代の絵師たちが描いた物語絵の世界を紹介する。

 出展作家は、藤原定家、狩野山楽、狩野興也、藤原光貞、長沢芦雪、池田孤邨、玉圓永信、今尾景年、横山大観、下村観山、川合玉堂、木村武山、伊藤小坡、菊池契月、冨田渓仙、北野恒富、村上華岳、速水御舟、児玉希望。