EXHIBITIONS
えひめ視覚障がい者とつくる「みることを考える」プロジェクト
みる冒険
愛媛県美術館では、文化庁事業「えひめ視覚障がい者とつくる『みることを考える』」プロジェクトの一環として、展覧会「みる冒険」を開催している。
「えひめ視覚障がい者とつくる『みることを考える』」は2020年に発足。地域と共働した博物館創造活動支援事業として、美術館を中核に関係団体・学校で実施され、視覚障がい者とともに美術鑑賞することや、「みる」ことを広げるための視覚に頼らない美術の楽しみ方について探ってきた。
これまでの活動として、絵画を鑑賞するための補助となる触図(絵画の構成を凹凸で示したもの)や、立体作品を手でみる鑑賞、作品を言葉で伝える方法、対話型鑑賞の実践などを検討。松山盲学校では、彫刻家の中ハシ克シゲの協力を得て触覚表現のオンライン授業を実施した。その他、視覚障がい者の美術館利用を考えた施設案内の文章や、松山市駅から同館までの道のりの説明文作成にも、視覚障がい者の協力を得ながら取り組んできた。
本展では、同プロジェクトの取り組みを報告し、来館者にいつもと違った「みる」体験を提案。「みる」ことについて考えるきっかけとなる場、そして視覚だけでは得られなかった気づきや他者の視点を共有する場を設ける。
「えひめ視覚障がい者とつくる『みることを考える』」は2020年に発足。地域と共働した博物館創造活動支援事業として、美術館を中核に関係団体・学校で実施され、視覚障がい者とともに美術鑑賞することや、「みる」ことを広げるための視覚に頼らない美術の楽しみ方について探ってきた。
これまでの活動として、絵画を鑑賞するための補助となる触図(絵画の構成を凹凸で示したもの)や、立体作品を手でみる鑑賞、作品を言葉で伝える方法、対話型鑑賞の実践などを検討。松山盲学校では、彫刻家の中ハシ克シゲの協力を得て触覚表現のオンライン授業を実施した。その他、視覚障がい者の美術館利用を考えた施設案内の文章や、松山市駅から同館までの道のりの説明文作成にも、視覚障がい者の協力を得ながら取り組んできた。
本展では、同プロジェクトの取り組みを報告し、来館者にいつもと違った「みる」体験を提案。「みる」ことについて考えるきっかけとなる場、そして視覚だけでは得られなかった気づきや他者の視点を共有する場を設ける。