EXHIBITIONS
安部悠介 個展
1993年生まれの画家・安部悠介の個展が東京・巣鴨の4649で開催される。
安部は山形県出身。2016年に多摩美術大学油画科を卒業し、18年に同大学大学院を修了。現在は埼玉県を拠点に活動している。これまで、LOKO Gallery(東京、2018)、VOILLD(東京、2017)、Workstation(東京、2015)、LA MAISON DE RENDEZ-VOUS(ブリュッセル、2019)などで作品を発表し、カードゲームやマンガをモチーフにした大胆なペインティングと、その圧倒的な制作数を一挙に提示するスタイルの展覧会を通して徐々に注目を集めてきた。
本展では、そんな安部が、数年前から散発的に制作してきた小型の抽象作品のみにフォーカスする。
何層もの塗り重ねや、貼り付け/引き剥がしを繰り返す独自のプロセスを経て、最終的にモノクロームに至った作品には、いままで安部が用いてきたモチーフは見当たらない。しかしそれは、豊かな絵画空間とオブジェとしての魅惑的な存在感とを同時に感じさせる。本展は、安部の実践のなかでも、極めて圧縮された時間のうちで生み出された絵画を鑑賞できる好機となる。
安部は山形県出身。2016年に多摩美術大学油画科を卒業し、18年に同大学大学院を修了。現在は埼玉県を拠点に活動している。これまで、LOKO Gallery(東京、2018)、VOILLD(東京、2017)、Workstation(東京、2015)、LA MAISON DE RENDEZ-VOUS(ブリュッセル、2019)などで作品を発表し、カードゲームやマンガをモチーフにした大胆なペインティングと、その圧倒的な制作数を一挙に提示するスタイルの展覧会を通して徐々に注目を集めてきた。
本展では、そんな安部が、数年前から散発的に制作してきた小型の抽象作品のみにフォーカスする。
何層もの塗り重ねや、貼り付け/引き剥がしを繰り返す独自のプロセスを経て、最終的にモノクロームに至った作品には、いままで安部が用いてきたモチーフは見当たらない。しかしそれは、豊かな絵画空間とオブジェとしての魅惑的な存在感とを同時に感じさせる。本展は、安部の実践のなかでも、極めて圧縮された時間のうちで生み出された絵画を鑑賞できる好機となる。