EXHIBITIONS

平子雄一

Greening

2017.09.16 - 10.15

展覧会イメージ 2017 © Yuichi HIRAKO Courtesy of WAITINGROOM

展覧会イメージ 2017 © Yuichi HIRAKO Courtesy of WAITINGROOM

 現代美術作家の平子雄一は、植物と人間の共存に対する疑問をテーマに、ペインティングを主として、ドローイングや彫刻、インスタレーション、サウンドパフォーマンスなど、メディアを横断しながら作品を制作している。
 
 平子は1982年岡山県生まれ、東京都在住。2006年にイギリスのウィンブルドン・カレッジ・オブ・アート(同年、ロンドン芸術大学に統合)を卒業。日本をはじめ、コペンハーゲン、シンガポール、台湾、ロッテルダム、サンフランシスコなど、国外でも精力的に発表を続けている。
 
 本展は、タイトルとなっている「Greening(緑化)」をテーマに、「山女・鎮魂・システム」という3つのキーワードを選定し、彫刻とインスタレーションのみで構成。より私的な視点でテーマを掘り下げることを念頭に置いて制作を行い、これまで、個人としては一定の距離を保ち、リサーチをする姿勢をとってきた平子にとって新境地の発表となる。