EXHIBITIONS

素材之花 -春への兆し-

 アートフロントギャラリーでは2021年の初春を飾る展覧会として、「素材之花 -春への兆し-」展を開催している。
 
 本展では、竹、陶、漆、ガラス、鉄、アクリルなど、様々な素材や技術と日々格闘しながら、新たな美術の地平を切り拓く作家9名を迎え、それぞれの作品から「未来への兆し」を導きだそうという試み。素材や自然に魅せられた作家は、作品を通して思考を深め、私たちの生き方、これからの未来を根源的に問い続ける。

 参加作家は、茂田真史(陶)、杉浦功悦(竹)、鍾雯婷(ツォン・ウェンティン、陶)、靏林舞美(ガラス)、土岐謙次(漆)、TOKITOKOLO(漆)、古井彩夏(鉄)、三木瑛子(金属)、山本努(MDF[中質繊維板]ほか)。

 新進気鋭の若手から巨匠まで、光をまとい、放つ作品の大胆かつ精緻な世界を楽しみたい。