EXHIBITIONS

新春浮世絵展

三代歌川豊国 春遊娘七草 双六 公益社団法人 川崎・砂子の里資料館所蔵

歌川広重 名所江戸百景 霞かせき 公益社団法人 川崎・砂子の里資料館所蔵

葛飾北斎 鎌倉江ノ嶋大山 新板往来双六 公益社団法人 川崎・砂子の里資料館所蔵

 川崎浮世絵ギャラリーが2021年最初の展覧会「新春浮世絵展」を開催。新しい一年のはじまりを祝して、福を呼ぶ浮世絵を紹介する。

 江戸の人々は、元旦の夜明け前から初日の出を見に出かけ幸多き一年を祈った。正月2日の物はじめの日には、武家は馬乗り初め、商家では初荷、初売りが始まり、江戸の町は再び賑わいを見せた。

 獅子舞、万歳、春駒など門付の芸人が市中を回り、人々は吉夢を信じて宝船の絵を枕の下に敷き眠ったという資料も残され、新年を喜び祝う気持ちはいまも昔も変わらない。

 本展では、2021年の干支「丑」をモチーフとした浮世絵や肉筆画のほか、葛飾北斎、歌川広重の新春に関連する作品、七福神や吉夢を表した作品、また双六なども展示する。