EXHIBITIONS

「木」と「あそび」美術館

2021.01.09 - 03.31

小黒三郎 四つのアニマルキューブ 1981 北海道立旭川美術館蔵

 北海道立旭川美術館が企画展「『木』と『あそび』美術館」を開催する。

 北海道は豊かな森林資源に恵まれ、なかでも、北海道立旭川美術館が位置する旭川市近郊は、家具産業が盛んな地域。同館は開館以来、「木の造形」をコレクションの柱のひとつとし、1987年開催の「はこで考える―あそびの木箱 ’87」の出品作品をはじめ、「あそび」をテーマとする楽しい木の作品を収蔵してきた。

 本展では収蔵品より、小黒三郎、鹿目尚志、黒蕨壮などが木を素材に手がけた、「あそび」を感じる作品を中心に展示。あわせて、森の美術館「木夢」(西興部村)の初代館長であり、作家としても活動した伊藤英二の作品をはじめとする木のおもちゃや、地域で活躍する作家の作品を紹介する。