EXHIBITIONS

所蔵 浮世絵展 江戸の華

2020.12.19 - 2021.01.19

勝川春章 雪月花図(部分) 江戸時代

勝川春章 雪月花図(部分) 江戸時代

勝川春章 雪月花図(部分) 江戸時代

喜多川歌麿 入浴美人図(寒泉浴図)

菱川師宣 見返り美人図

 MOA美術館がコレクションによる展覧会「所蔵 浮世絵展 江戸の華」を開催する。

 江戸時代、大都市に成長した江戸では、活発な経済活動を背景に町人の文化が開花し、庶民の関心事を主題とする浮世絵が目覚ましく発展した。その担い手として、菱川師宣、勝川春章、喜多川歌麿などの個性豊かな浮世絵師たちが登場し、華やかな小袖をまとった遊女や市井の看板娘を生き生きと作品のなかに描き出された。

 本展では、MOA美術館のコレクションより、菱川師宣、勝川春章、喜多川歌麿などの浮世絵の名手たちによって描かれた、肉筆美人画や浮世絵版画を選りすぐって展観。勝川春章の代表作である2件の重要文化財《雪月花図》《婦女風俗十二ヶ月図》をはじめ、江戸時代の好尚を反映した華やかな浮世絵の世界を堪能できる。