EXHIBITIONS

GA JAPAN 2020

PLOT 設計のプロセス

2020.11.03 - 2021.01.31

©︎ GA photographers

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 建築を専門とするGA galleryで「PLOT 設計のプロセス」展が今年も開催。9回目を迎える今回は、過去最多となる18組の建築家による、最新プロジェクトの設計プロセスを公開している。

 テクノロジーの進歩、社会情勢の変化によって創造のプロセスが多様となるなか、建築も例外ではない。建築家たちは、自分自身の手法を日々アップデートしながら思考を深め、スタディを重ねている。

 本展は、建築家18組のスタディ方法をリポートするとともに、施工段階で思考をリアルな物質への落とし込む過程など、設計手法のいまを、模型やドローイング、動画を交えて紹介している。

 出展者(建築作品)は、石上純也(Cultural Center)、平田晃久([仮称]八代伝統芸能伝承館)、藤森照信+吉川一久(高部公民館)、武井誠+鍋島千恵(福武家資料館)、妹島和世+西沢立衛(蘇州獅山広場芸術劇場)、谷尻誠+吉田愛(Tプロジェクト)、大西麻貴+百田有希(山形市南部への児童遊戯施設整備事業)、彌田徹+辻琢磨+橋本健史(Mプロジェクト)、藤原徹平(霧島小浜プロジェクト)、乾久美子(日野春學び・くらしの家プロジェクト)、藤本壮介(大雪葬斎場)、髙橋一平+佐藤淳(笛吹みんなの広場)、萬代基介(椎葉邸)、伊東豊雄(茨木市民会館跡地エリア整備プロジェクト)、前田圭介(岡山温室ミュージアム「MoMO」)、高野洋平+森田祥子(A市図書館)、Eureka+山田宮土理+中村航(あざみ野の土)、隈研吾([仮称]田園調布せせらぎ公園文化施設)。

 また本展は、建築専門誌『GA JAPAN 167』の特集「PLOT 設計のプロセス」と連動しており、誌面では豊富な図版やインタビューを掲載中。