EXHIBITIONS

Explosion of JAPAN AVANT-GARDE

山口長男 岡本太郎 井上有一 田中敦子 三木富雄

田中敦子 Work 1972

 MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERYが展覧会「Explosion of JAPAN AVANT-GARDE」を開催。戦後の大きく変容する価値観と進取の息吹のなか、その時代を切り開いた作家たちを紹介する。

 出展作家は、日本の抽象画の先駆けである山口長男、傑作《太陽の塔》を残し、絵画、彫刻、パブリック・アート、写真など様々なジャンルを横断した岡本太郎、「書」の表現を現代美術の分野で開花させた書家・井上有一、前衛芸術グループ「具体美術協会」のメンバーとして活動し、円と線で構成する抽象絵画を描いた田中敦子、人間の耳をモチーフに彫刻作品を制作し続けた三木富雄の5名。

 本展は、「オリジナリティの高さと根源的な表現」がいま世界的な視野に再評価されつつあることに注目し、戦後日本で活動した5名の作品を展示する。