EXHIBITIONS

神村恵「《彼女は30分前にはここにいた。》#2 」

神村恵ワークインプログレス公演 《彼女は30分前にはここにいた。》#2 より 撮影=小山田邦哉

 青森公立大学国際芸術センター青森の2020年度アーティスト・イン・レジデンスプログラム「OPEN CALL: CALL for OPEN」に参加中の振付家・ダンサー、神村恵による展覧会・公演「《彼女は 30 分前にはここにいた。》#2」が開催されている。

 神村は2004年より自身の作品の振付・上演を開始し、国内外で公演を開催。身体を物質、言語や他者との関係など様々な側面から観察し、再構築する作品の制作を行う。ソロでの活動に加え、11年より高嶋晋一と「前後」、16年より津田道子と「乳歯」を始動。また18年より「ダンス作戦会議」の運営メンバーも務める。近年の主な作品に、《Strange Green Powder》(フェスティバル / トーキョー19、東京、2019)、乳歯として《スクリーン・ベイビー#2》(トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2020)などがある。

 本展では、19年上演の《彼女は30分前にはここにいた。》を発展させ、ソロのダンス作品の制作と公演などを実施。日没前後の時間帯に自然の光を受けて、環境の様々な変化を見せた《彼女は30分前にはここにいた。》が、青森で日々、新たにかたちづくられていく。本公演は12月12日 15:30〜(約1時間)同センター展示棟ギャラリーAで開催される。