EXHIBITIONS
江頭誠「薔薇物語 〜ハーベストムーン〜」
バラ柄の毛布を使い作品を手がけるアーティスト・江頭誠の個展「薔薇物語 〜ハーベストムーン〜」がMeets by NADiffで開催。会期は12月9日〜2021年1月3日まで。
江頭は1986年三重県四日市生まれ。2011年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。花柄の毛布を主な素材に用いて、大型の立体作品、空間性を活かしたインスタレーション作品を発表している。発砲スチロール製の霊柩車を毛布で装飾した《神宮寺宮型八棟造》で「第18回岡本太郎現代芸術賞」特別賞を、空間内に毛布で洋式トイレを造った《お花畑》で「SICF17」グランプリを受賞。主な展覧会に「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」、「BIWAKO ビエンナーレ 2018 きざし~BEYOND」(近江八幡市街)、「六本木アートナイト2017」(六本木ヒルズ)など。またファッション業界からも注目を集め、ファッション誌への作品掲載や、ブランドのアートスペースでの展覧会開催なども数多く行っている。
江頭が作品に用いるバラ色の毛布は、戦後日本で独自に普及し高度経済成長期に国内で流行したもの。ある世代以上の人から見れば懐かしい存在は、その流行を知らない世代にとってはキッチュな文様として新鮮に映るだろう。そのバラ色の毛布で覆われた日本固有の文化・慣習にちなんだオブジェやインスタレーションは、鑑賞者に強烈なインパクトを与えると同時に、日本固有の社会通念や価値観、日常的慣習への違和を浮かび上がらせる、視覚的な遊びが多分に封じ込められている。
本展では、壁面にてバラ色が咲き乱れる新作のインスタレーションを発表。また小作品やグッズの展示・販売も行う。
江頭は1986年三重県四日市生まれ。2011年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。花柄の毛布を主な素材に用いて、大型の立体作品、空間性を活かしたインスタレーション作品を発表している。発砲スチロール製の霊柩車を毛布で装飾した《神宮寺宮型八棟造》で「第18回岡本太郎現代芸術賞」特別賞を、空間内に毛布で洋式トイレを造った《お花畑》で「SICF17」グランプリを受賞。主な展覧会に「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」、「BIWAKO ビエンナーレ 2018 きざし~BEYOND」(近江八幡市街)、「六本木アートナイト2017」(六本木ヒルズ)など。またファッション業界からも注目を集め、ファッション誌への作品掲載や、ブランドのアートスペースでの展覧会開催なども数多く行っている。
江頭が作品に用いるバラ色の毛布は、戦後日本で独自に普及し高度経済成長期に国内で流行したもの。ある世代以上の人から見れば懐かしい存在は、その流行を知らない世代にとってはキッチュな文様として新鮮に映るだろう。そのバラ色の毛布で覆われた日本固有の文化・慣習にちなんだオブジェやインスタレーションは、鑑賞者に強烈なインパクトを与えると同時に、日本固有の社会通念や価値観、日常的慣習への違和を浮かび上がらせる、視覚的な遊びが多分に封じ込められている。
本展では、壁面にてバラ色が咲き乱れる新作のインスタレーションを発表。また小作品やグッズの展示・販売も行う。