EXHIBITIONS
新春特別公開
徳川美術館所蔵 国宝 初音の調度
九州国立博物館が2021年新春に特別公開「徳川美術館所蔵 国宝 初音の調度」を開催する。
徳川美術館に所蔵される国宝「初音の調度」は、徳川三代将軍家光の長女である千代姫が、1639(寛永16)年に尾張徳川家二代光友に嫁ぐ折に制作された婚礼調度。「初音」という名称は、この調度を飾る文様が、『源氏物語』の「初音」帖に題材を得ていることに由来している。
金銀を贅沢に使い、高度な蒔絵技術を尽くして制作された豪華な調度は、日本の漆芸史上、白眉として名高いもの。特別公開では、国宝「初音の調度」のうち、貝桶(かいおけ)、昆布箱(こんぶばこ)、楊枝箱(ようじばこ)の3件を展示。婚礼行列を描いた絵巻や大揃いの婚礼調度も合わせて紹介する。
徳川美術館に所蔵される国宝「初音の調度」は、徳川三代将軍家光の長女である千代姫が、1639(寛永16)年に尾張徳川家二代光友に嫁ぐ折に制作された婚礼調度。「初音」という名称は、この調度を飾る文様が、『源氏物語』の「初音」帖に題材を得ていることに由来している。
金銀を贅沢に使い、高度な蒔絵技術を尽くして制作された豪華な調度は、日本の漆芸史上、白眉として名高いもの。特別公開では、国宝「初音の調度」のうち、貝桶(かいおけ)、昆布箱(こんぶばこ)、楊枝箱(ようじばこ)の3件を展示。婚礼行列を描いた絵巻や大揃いの婚礼調度も合わせて紹介する。