EXHIBITIONS

玉山拓郎、小林一毅

2020.12.05 - 12.27

メインビジュアル デザイン=小林一毅

 玉山拓郎と小林一毅による2人展「Doubles」がHARUKAITO by islandで開催。会期は12月5日〜27日まで。

 玉山は1990年岐阜県生まれ、2015年東京藝術大学大学院修了。鮮やかな色彩の家具や照明、日用品のオブジェ、映像を用いたインスタレーションで、非日常的な場を表現するアーティスト。2020年は、豊田市美術館の「開館25周年記念コレクション展 VISION Part 1 光について / 光をともして」などに参加している。

 小林は1992年滋賀県生まれ。2015年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。資生堂クリエイティブ本部を経て、19年に独立。東京TDC賞、JAGDA新人賞などでも知られるグラフィックデザイナーで、独立後、日本パッケージデザイン大賞銀賞を受賞している。

 本展のメインビジュアルは小林が玉山と相談のうえ、「テニスのダブルス」をイメージして制作したもの。展示は、小林が平面、玉山が立体やインスタレーションを行い、全体の監修は玉山が行った。

 また建物の特徴を生かしながら現地制作される作品もあり、ふたりが互いの役割を越境しながらコミュニケーションをとってかたちとした、コラボレーションを見ることができる。