EXHIBITIONS
立ち上がる土、しなやかなガラス「素材からあらわれる生態的形態」
MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERYでは、陶芸の分野から中島晴美、川浦紗季、加藤智也の3名、ガラスからは佐々木雅浩、小山敦子の2名を迎えた展覧会を開催している。
大小のブルーのドットを配した作品で知られる中島、その制作理念に共感し、辰砂を着色に用いて人体の生々しさや艶めかしさを思わせる表現の川浦、そして江戸時代に創業した窯元・藤兵衛窯の七代目という背景で、土による革新的な造形を生む加藤。佐々木は、銀色を帯びた、見る角度によって様々な表情を見せる作品を制作し、小山は、生命を思わせる神秘的な作品などを手がけている。
素材をひとつに限定し、永い経験の末に生まれた「かたち」は、作者の生の姿を浮き彫りにする。そこに日本人らしい素材との関わり方も影響するのだろうか。本展は、現在(いま)まさに輝く5人の作家の共演となる。
大小のブルーのドットを配した作品で知られる中島、その制作理念に共感し、辰砂を着色に用いて人体の生々しさや艶めかしさを思わせる表現の川浦、そして江戸時代に創業した窯元・藤兵衛窯の七代目という背景で、土による革新的な造形を生む加藤。佐々木は、銀色を帯びた、見る角度によって様々な表情を見せる作品を制作し、小山は、生命を思わせる神秘的な作品などを手がけている。
素材をひとつに限定し、永い経験の末に生まれた「かたち」は、作者の生の姿を浮き彫りにする。そこに日本人らしい素材との関わり方も影響するのだろうか。本展は、現在(いま)まさに輝く5人の作家の共演となる。


