EXHIBITIONS
アジテイション:攪拌のポートレイト
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身者による、ポートレイトをテーマとした展覧会がコートヤードHIROOで開催。国内外から、シベリ・カヴァリ・バストス、ニール・ハース、平澤賢治、石橋征子(いしばし・もとこ)、金澤韻(かなざわ・こだま)、小林勇輝、ヴィクトリア・シンの7人が参加する。
シベリ・カヴァリ・バストスは1978年ブラジル・サンパウロ生まれ、ベルリン在住。2015年にロイヤル・カレッジ・オブ・アート美術科絵画専攻修士課程を修了後、ベルリン、サンパウロ、ロンドンを拠点に活動。デジタル時代におけるアイデンティティ、言語行為の遂行性、絵を使ったコミュニケーションなど、あらゆる行動パターンの普及における概念の変化に関するリサーチを行い、目的・時・場所の特殊性を横断した、多分野にまたぐ表現を展開している。
ニール・ハースは1971年サウス・シールズ生まれ、ロンドン在住。2014年にロイヤル・カレッジ・オブ・アート美術科絵画専攻修士課程修了。人物画や抽象画、立体作品を制作し、ロンドンやフランスにて作品を発表している。
平澤賢治は1982年東京都生まれ。2006年に慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、スタジオ勤務を経て独立し、渡英。ヨーロッパ、日本で数々のグループ展に参加するほか、ニック・ナイトが主宰する「SHOWstudio」でも活躍。写真雑誌『Photoworks』『GUP』の表紙を飾るなど注目を集め、16年には「HORSE」シリーズが、ISSEY MIYAKE MEN 2016年秋冬コレクションに起用される。同年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート写真専攻修士課程を修了し、現在は東京とロンドンを拠点としている。
石橋征子は1987年長崎県生まれ。2010年に慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻を卒業後、渡英。多様な様式を参照し、組み合わせる絵画を中心に、パフォーマンスやインスタレーション作品を発表している。15年にロイヤル・カレッジ・オブ・アート美術科絵画専攻修士課程修了後、ロンドンとスコットランドのハイランドを拠点に活動している。
金澤韻は1973年神奈川県生まれ。インディペンデント・キュレーター。これまで国内外での展覧会企画多数。グローバリゼーション、ニュー・メディア・アート、そして日本の近現代史を扱い、時代・社会の変化とともに変容する人々の認識と、私たちに精神的な困難をもたらすものをとらえ、問題解決の糸口を探る。近年携わった展覧会に、「AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」(十和田市現代美術館、2019)、「こども時代」(パレ・ド・トーキョー、フランス、2018)など。本展には創作的テキストで参加する。
小林勇輝は1990年東京都生まれ。2008年にハワイ州立大学付属カピオラニコミュニティーカレッジ在学後、10年に渡英。14年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ学位課程卒業後、日本人として初めてロイヤル・ カレッジ・オブ・アート、パフォーマンス科に入学、16年修士課程修了。自身の身体を中性的な立体物として用いて、性や障害、人種的な固定観念に問いかける、また自由と平等の不確かな社会コードを疑い、人間の存在意義を探るパフォーマンス作品を発表している。
ヴィクトリア・シンは1991年カナダ・トロント生まれ。思索的なフィクションを取り入れたパフォーマンス、映像、ライティング、プリント作品を通して、欲望、自己同一性、客体化といった規範的なプロセスを問う。見ること、欲することの個人的経験から引き出された作品は、社会的身体のなかで不安を掻き立てる肉体の経験を、細密に構築された空想の物語によって表現する。
本展は、平澤賢治と石橋征子の呼びかけによって実現。企画にあたって、「コロナや様々な対立による孤立状態が蔓延するなかで、他者の多様なあり方にふれる機会になれば」としている。
シベリ・カヴァリ・バストスは1978年ブラジル・サンパウロ生まれ、ベルリン在住。2015年にロイヤル・カレッジ・オブ・アート美術科絵画専攻修士課程を修了後、ベルリン、サンパウロ、ロンドンを拠点に活動。デジタル時代におけるアイデンティティ、言語行為の遂行性、絵を使ったコミュニケーションなど、あらゆる行動パターンの普及における概念の変化に関するリサーチを行い、目的・時・場所の特殊性を横断した、多分野にまたぐ表現を展開している。
ニール・ハースは1971年サウス・シールズ生まれ、ロンドン在住。2014年にロイヤル・カレッジ・オブ・アート美術科絵画専攻修士課程修了。人物画や抽象画、立体作品を制作し、ロンドンやフランスにて作品を発表している。
平澤賢治は1982年東京都生まれ。2006年に慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、スタジオ勤務を経て独立し、渡英。ヨーロッパ、日本で数々のグループ展に参加するほか、ニック・ナイトが主宰する「SHOWstudio」でも活躍。写真雑誌『Photoworks』『GUP』の表紙を飾るなど注目を集め、16年には「HORSE」シリーズが、ISSEY MIYAKE MEN 2016年秋冬コレクションに起用される。同年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート写真専攻修士課程を修了し、現在は東京とロンドンを拠点としている。
石橋征子は1987年長崎県生まれ。2010年に慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻を卒業後、渡英。多様な様式を参照し、組み合わせる絵画を中心に、パフォーマンスやインスタレーション作品を発表している。15年にロイヤル・カレッジ・オブ・アート美術科絵画専攻修士課程修了後、ロンドンとスコットランドのハイランドを拠点に活動している。
金澤韻は1973年神奈川県生まれ。インディペンデント・キュレーター。これまで国内外での展覧会企画多数。グローバリゼーション、ニュー・メディア・アート、そして日本の近現代史を扱い、時代・社会の変化とともに変容する人々の認識と、私たちに精神的な困難をもたらすものをとらえ、問題解決の糸口を探る。近年携わった展覧会に、「AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」(十和田市現代美術館、2019)、「こども時代」(パレ・ド・トーキョー、フランス、2018)など。本展には創作的テキストで参加する。
小林勇輝は1990年東京都生まれ。2008年にハワイ州立大学付属カピオラニコミュニティーカレッジ在学後、10年に渡英。14年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ学位課程卒業後、日本人として初めてロイヤル・ カレッジ・オブ・アート、パフォーマンス科に入学、16年修士課程修了。自身の身体を中性的な立体物として用いて、性や障害、人種的な固定観念に問いかける、また自由と平等の不確かな社会コードを疑い、人間の存在意義を探るパフォーマンス作品を発表している。
ヴィクトリア・シンは1991年カナダ・トロント生まれ。思索的なフィクションを取り入れたパフォーマンス、映像、ライティング、プリント作品を通して、欲望、自己同一性、客体化といった規範的なプロセスを問う。見ること、欲することの個人的経験から引き出された作品は、社会的身体のなかで不安を掻き立てる肉体の経験を、細密に構築された空想の物語によって表現する。
本展は、平澤賢治と石橋征子の呼びかけによって実現。企画にあたって、「コロナや様々な対立による孤立状態が蔓延するなかで、他者の多様なあり方にふれる機会になれば」としている。






