EXHIBITIONS
太田三郎展「POST WAR 75 広島の種子」
美術家・太田三郎の個展「POST WAR 75 広島の種子」がコバヤシ画廊で開催される。会期は10月26日〜10月31日まで。
太田は1950年山形県生まれ。写真製版会社やグラフィックデザインの事務所に勤めながら、画家・立石鐵臣のもとで細密画を、また東京版画研究所で版画を習得。草木の種を和紙に封じ込めた「SEED PROJECT」、戦後の問題を扱った「POST WAR」など郵便切手の形態を取り入れ、様々なテーマの作品を表現している。
現在は岡山県津山市を拠点に作品を制作・発表。2018年に平成30年度地域文化功労者文部科学大臣表彰を受賞。また、19年には岡山県で自身初となる大規模個展「太田三郎-此処にいます」を開催するなど積極的に活動している。
本展では、太田がライフワークのひとつとして、30年近く続けている版画シリーズ「POST WAR」より新作20点を発表。「戦後」をテーマとした今回の作品には、原爆の投下によって「75年間草木も生えない」と言われた広島で採集した種子が使われており、それを切手作品に仕立てるという作家のもうひとつの代表シリーズ「SEED PROJECT」と重なる作品でもある。
太田は1950年山形県生まれ。写真製版会社やグラフィックデザインの事務所に勤めながら、画家・立石鐵臣のもとで細密画を、また東京版画研究所で版画を習得。草木の種を和紙に封じ込めた「SEED PROJECT」、戦後の問題を扱った「POST WAR」など郵便切手の形態を取り入れ、様々なテーマの作品を表現している。
現在は岡山県津山市を拠点に作品を制作・発表。2018年に平成30年度地域文化功労者文部科学大臣表彰を受賞。また、19年には岡山県で自身初となる大規模個展「太田三郎-此処にいます」を開催するなど積極的に活動している。
本展では、太田がライフワークのひとつとして、30年近く続けている版画シリーズ「POST WAR」より新作20点を発表。「戦後」をテーマとした今回の作品には、原爆の投下によって「75年間草木も生えない」と言われた広島で採集した種子が使われており、それを切手作品に仕立てるという作家のもうひとつの代表シリーズ「SEED PROJECT」と重なる作品でもある。