EXHIBITIONS
鴻崎正武「MUGEN」
アーティストの鴻崎正武が、アートフロントギャラリーでは4年ぶりとなる個展を開催。会期は11月22日まで。
鴻崎は1972年福島県生まれ。東京藝術大学大学院在籍中に青木繁記念大賞を受賞するなど、未来予想図的な「TOUGEN」シリーズで注目を浴びた。現在も、多視点からなる平面上に盛り上げた金銀箔の雲を散らして、生物や事物を画面に埋め尽くす作風で制作を続けている。
近作では、東北の山岳信仰や事物をモチーフにした屏風を展開。その発展形として、まるで屏風から飛び出してきたかのような、立体作品のキメラを今回の個展で初めて披露する。
本展に向け、「ポストアポカリプスな状況だからこそ、あえてユートピアと向き合うべきではないか」という考えに至った鴻崎。立体に加え、新たな展開として円形・楕円形の支持体を用い、俯諏的な構図のなかに生命の樹や、都市の繁栄を象徴するサグラダファミリア、ピサの斜塔、エッフェル塔などを垣間見せ、パンデミックの先にある希望を予感させる作品を発表する。
鴻崎は1972年福島県生まれ。東京藝術大学大学院在籍中に青木繁記念大賞を受賞するなど、未来予想図的な「TOUGEN」シリーズで注目を浴びた。現在も、多視点からなる平面上に盛り上げた金銀箔の雲を散らして、生物や事物を画面に埋め尽くす作風で制作を続けている。
近作では、東北の山岳信仰や事物をモチーフにした屏風を展開。その発展形として、まるで屏風から飛び出してきたかのような、立体作品のキメラを今回の個展で初めて披露する。
本展に向け、「ポストアポカリプスな状況だからこそ、あえてユートピアと向き合うべきではないか」という考えに至った鴻崎。立体に加え、新たな展開として円形・楕円形の支持体を用い、俯諏的な構図のなかに生命の樹や、都市の繁栄を象徴するサグラダファミリア、ピサの斜塔、エッフェル塔などを垣間見せ、パンデミックの先にある希望を予感させる作品を発表する。

