EXHIBITIONS

何香凝芸術名作展

2017.09.06 - 09.15

何香凝(かこうぎょう) 獅 1914

何香凝(かこうぎょう) 獅 1914

 何香凝(か・こうぎょう)(1878-1972)は、中国近現代の政治活動家、芸術家として活動した偉大な女性としてその名を知られ、97年には、中国で初めて個人名を冠した国家級(国立)の美術館として「何香凝美術館」が設立された。

 03年、何香凝は夫の廖仲愷(りょう・ちゅうがい)とともに勉学のために来日。09年から11年まで、女子美術大学の前身である私立女子美術学校で絵画を学んだ。

 本展では、何香凝が日本で制作した「獅子」、「虎」などに代表される初期の貴重な作品をはじめ、中国画の伝統的な画題である四君子を表す「梅」「竹」「蘭」「菊」などの絵画40点、資料写真12点を3章に分けて展示する。