EXHIBITIONS

大塚聡「Stereo Landscape」

2020.10.10 - 11.08

大塚聡 Counting Waves(ensemble) 2020

 大塚聡の個展「ステレオ・ランドスケープ」がSprout Curationで開催されている。会期は11月8日まで。

 大塚は1970年福島県生まれ。94年多摩美術大学美術学部卒業。近年の主な個展に「Untitled-Seeing Time」(ample gallery 神谷町、東京、2017)、「残光-Afterglow」(Maki Fine Arts、東京、2016)など。またグループ展では「AMB-媒質としてのアンビエント」(Sprout Curation、東京、2019)、「引込線/放射線」(所沢、2019)などに参加。
 
 大塚はこれまで写真、映像、インスタレーションなどのメディアを用い、光を扱う作品を制作。鏡と光を素材とした作品では、空間の光の振る舞いを反映する鏡面にもうひとつの光の相を重ね、外部空間と内部空間との接合を内在化させた構造を顕在化することを試みてきた。

 本展では光学的な興味から、より実在論的なフェーズへと深化した新作を発表。2点の鏡を1組として並べたインスタレーションを中心に構成し、撮影時の時間差がある映像をそれぞれの鏡に投影する。鏡面上に現れる光の表情に差異が生まれ、同期することのない2つの光の位相が不確定なひとつの空間のなかで統合されていく視覚体験をもたらす。