EXHIBITIONS

magma「AMERI感」

2020.10.24 - 11.22

2020 © magma Courtesy of VOILLD

The future of the goddess 2020 © magma Courtesy of VOILLD

Red Hot Sound System 2020 © magma Courtesy of VOILLD

King of America 2020 © magma Courtesy of VOILLD

 杉山純と宮澤謙一によるアーティストユニット・magmaの個展「AMERI感(アメリカン)」がVOILLDで開催される。

 廃材や樹脂、電動器具などを組み合わせてつくり出す、独自の世界観で知られるmagma(マグマ)。作品制作にとどまらず、家具やプロダクト、空間演出ディレクション・制作まで幅広く手がけてきた。2017年には活動10周年を迎え、ラフォーレミュージアム原宿にて大型展覧会を開催。近年は、映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』のアートワークを担当し、ロサンゼルスのアート・クリエイティブ集団・Brain Deadとコラボレーションするほか、ゆずやサカナクション、PUNPEEをはじめとする多数ミュージシャンへの作品提供なども行っている。

 誰かに一度捨てられたものや、誰もが目にしたことのあるもの。magmaの作品はジャンルと時代を超えた「もの」と「もの」とのコラボレーションを繰り返すことで、どこか懐かしさを覚えるアナログ感と独特の色彩が融合し、またmagmaがものに対して、日々蓄積している数え切れないほどの感情や感性によって緻密に構成されている。

 本展では、ふたりがアメリカ・カリフォルニアをめぐって出会った、今昔様々なものや景色、ハプニングをベースに、magmaらしいシニカルなユーモアに満ちた新作の立体作品約30点を展示。「AMERI感 -PROLOGUE-」と称し、今年4月に本展に先駆けてオンラインで展開した展覧会の本編となる。

 また会場では、VOILLDとmagmaのコラボレーションによる限定アイテムも販売予定。