EXHIBITIONS

アンドレ・ブッツァー展

2020.10.24 - 2021.01.24
 今年5月にCELINEとのコラボレーションアイテムが発表されるなど、世界各地で高い評価を受けているドイツの画家、アンドレ・ブッツァー。その個展が、安藤忠雄設計による光の美術館(清春芸術村)にて開催される。

 ブッツァーは1973年ドイツ・シュトゥットガルト生まれ。2000年にハンブルクのアカデミー・アイソトロップを卒業。キャラクターを用いたポップな作品から、抽象画やミニマリズムの影響を思わせる作品まで、幅広く制作している。近年では主に、YUZ Museum(上海、2020)、IKOB Museum of Contemporary Art(ベルギー、2018)、Växjö Konsthall(スウェーデン、2017)、Neue Galerie Gladbeck(ドイツ、2016)、hiromiyoshii roppongi(東京、2016)などで個展を開催している。

 本展では、ブッツァーの代表シリーズのひとつである「N-Paintings」を展示。同シリーズについて、ブッツァーは次のように語っている。

「『N-Paintings』は私が戻らなければならなかった出発点である。いかなるものも私の黒いペインティングとのこれまでの経験、そして今現在の私が持つ経験を取り消すことはできない。それらの黒いペインティングはこれからもこの先もすべてのイメージの基盤である。それらは私の絵の起源である − 生まれの場所と死の場所、始まりと終わりは、いつもひとつだ(アンドレ・ブッツァー)」