EXHIBITIONS

江口綾音「Eiko」

Meets by NADiff
2020.10.13 - 11.15

江口綾音「Eiko」より

「矛盾と相反するもの」をテーマに描くペインター・江口綾音の新作個展がMeets by NADiffで開催される。

 江口は1985年北海道生まれ。2011年に金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程油画コースを修了。現在は東京を拠点に活動している。近年の個展に、「Viscera of the Vast Land」(六本木ヒルズA/Dギャラリー、2020)、「Ode to wonderland」(Mizuma Gallery、シンガポール、2018)などがある。

 江口は、この世界に存在する愛らしさと不気味さ、生と死という言語的に相反するそれらの調和を見つめ、独自の絵画世界を築き上げてきた。彩度の高い色彩を操り描かれる江口の絵画には、度々クマの「ぬいぐるみ」のような可愛らしい生き物や空想世界のような不思議な風景が描かれている。しかしその細部には生き物たちの血肉が表現され、描かれた世界が私たちの生きる矛盾にあふれた世界と同じであることを気づかせる。

 愛らしさと不気味さ、生と死という「矛盾と相反するもの」を油彩や水彩を用いて構築する江口。本展では、独自の絵画世界で制作の歩みを続ける江口の最新作が展示される。