EXHIBITIONS

「大地の芸術祭」の里 越後妻有2020秋

「大地の芸術祭」の里
2020.10.10 - 11.01

カサグランデ&リンターラ建築事務所 ポチョムキン Photo by NAKAMURA Osamu

まつだい「農舞台」BBQ(イメージ) Photo by YANAGI Ayumi

秋のうぶすな定食(うぶすなの家 メニュー) Photo by YANAGI Ayumi

紅葉の秋山郷 限定スペシャルランチ(秋山郷のかたくりの宿 メニュー) Photo by YANAGI Ayumi

「大地の芸術祭」の里が秋のイベントプログラム「『大地の芸術祭』の里 越後妻有2020秋」を開催。とれたての新米を使った料理、紅葉と作品や展覧会を巡るモデルコースの紹介など秋ならではのラインアップを用意するほか、中止となっていたバスツアーをついに再開する。期間は10月10日~11月1日までの8日間(土日のみ)。

「大地の芸術祭」の里の自然が秋へと移ろうなか、それぞれの施設で新たな展覧会がスタート。越後妻有里山現代美術館[キナーレ]の企画展「田島征三コレクションギャラリー~空間絵本ものがたり~」では、絵本作家の田島征三がこれまで制作してき様々なジャンルの作品を一挙公開・販売する。

 このほか、中国の若手アーティストたちが「時間」をテーマに作品を展開する中国ハウスプロジェクト展2020秋「時の旅」(奴奈川キャンパス)、香港のアーティストユニット「L-sub」による展覧会「心安之物ーStill Life Objects」(香港ハウス)、日常的なことから、歴史・政治などの社会的なテーマや美術史の引用を扱う美術家・本園師芳の個展「Real Peacefulness リアル ピースフルネス」(ギャラリー湯山)が開催。また、川俣正+edition.nordによる「アート・フラグメント(=作品のかけら)」のコレクションや、美術評論家・中原佑介らの蔵書も特別に公開する(清水ミュージアム)。

 待望の再開となるオフィシャルバスツアーでは、紅葉と「大地の芸術祭」のアート作品を同時に鑑賞できる2つのコース(日帰り・宿泊)を運行。宿泊コースでは、「泊まれるアート」としてマリーナ・アブラモヴィッチの《夢の家》、ジェームズ・タレルの《光の館》などがツアーの終着点となる。各プログラムおよびバスツアーの詳細は、公式ウェブサイトをチェックしてほしい。