EXHIBITIONS

生命の表現力

山下清とその仲間たちの作品展

野田重博 花と虫のいろいろ(部分) 1938

野田重博 花と虫のいろいろ 1938

野田重博 潮干狩 1938

石川謙二 運動会 1939

 「踏むな 育てよ 水そそげ」の指導理念を持ち、創立89年を迎える知的発達障害児入園施設「八幡学園」(千葉県市川市)には、かつて画家の山下清や石川謙二、沼祐一、野田重博らが学んでいた。

 山下は、1934年、12歳のときに八幡学園に入園し、そこで貼絵に出会い才能が開花。石川、沼、野田も、それぞれに障害を抱えながら、美に対する類稀なる天性を感じさせる作品を多数残した。

 本展では、4人の作品100余点とあわせ、山下の放浪日記や習字、学園での思い出の写真などを公開する。