EXHIBITIONS

リサ・ラーソン展 創作と出会いをめぐる旅

2020.10.03 - 11.29

リサ・ラーソン ライオン(マキシ)/アフリカシリーズ 製造1968年 作家蔵 ©︎ Lisa Larson / Alvaro Campo

 素朴で温かみのある作品で多くの人に愛される陶芸家、リサ・ラーソンの展覧会が北海道立函館美術館で開催される。

 日本でも人気の高いリサ・ラーソンはスウェーデンを代表する陶芸家。ヨーテボリのアート・スクールで陶芸を学び、陶器制作会社のグスタフスベリ社で、20年以上にわたりデザイナーとして数々の作品を生み出した。その後独立し、表情豊かな動物やユーモラスな人物の姿をモチーフとして、現在に至るまで一点ものの作品(ユニークピース)の制作を続けている。

 本展では、初期から近年の代表的な作品約200点を展示。リサ・ラーソンが創作活動において影響を受けた1960年代アメリカの文化や、親交のあった日本の陶芸家たちなど、創作の源泉にもふれながら、豊かな表現世界を紹介する。

 また、スティング・リンドベリら北欧を代表する作家たちの作品約20点も並ぶ。