EXHIBITIONS

令和2年度国立美術館巡回展・京都国立近代美術館所蔵品展

京(みやこ)の美術─洋画、日本画、工芸

2020.09.19 - 11.08

上村松園 舞仕度 1914 京都国立近代美術館蔵

浅井忠 編みもの 1901 京都国立近代美術館蔵

 8世紀の平安遷都以来、都として栄えた京都。日本文化・美術の中心地のひとつとして数々の美術運動の拠点となり、これまで多くの美術家を輩出してきた。

 本展では、国内で有数の規模を誇る京都国立近代美術館の所蔵品のなかから、京都ゆかりの美術家による洋画、日本画、工芸の名品約80点を展観。竹内栖鳳、上村松園、福田平八郎、山口華楊、浅井忠、鹿子木孟郎などの作品を紹介し、多様に展開された京都の美術の魅力に迫る。

 なお本展は、国立美術館の所蔵作品を活用し、広く国民の鑑賞機会の充実を図るとともに地域における近・現代美術の振興に資するため、独立行政法人国立美術館が実施する「国立美術館巡回展」の令和2年度展として開催される。