EXHIBITIONS

ムーミン75周年記念

ムーミン コミックス展

松屋銀座8階イベントスクエア
2020.09.24 - 10.12

トーベ・ヤンソン 『黄金のしっぽ』習作

トーベ・ヤンソン 『まいごの火星人』スケッチ

トーベ・ヤンソン 『まいごの火星人』スケッチ

ラルス・ヤンソン 『Moomin and the Ten Piggy Banks』原画

トーベ・ヤンソンとラルス・ヤンソン

「ムーミン」の誕生75周年を記念して、ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソンと弟のラルス・ヤンソンによる連載マンガの原画など、280余点を初公開する「ムーミン コミックス展」が松屋銀座で開催される。

 愛らしい姿とユーモアあふれる言葉で、多くの人々に親しまれるムーミンと仲間たち。その原作者、トーベ・ヤンソン(1914〜2001)による初めてのマンガは1947年から2年間、フィンランドの『NyTid(ニィ・ティド)』紙に掲載された。その後、54年にイギリスの『イブニング・ニュース』紙での連載を開始。弟のラルス・ヤンソン(1926〜2000)の協力を得て、およそ20年にわたって「ムーミン コミックス」が続けられ、ムーミンが広く知れ渡るきっかけとなった。

 本展では、「ムーミン コミックス」にスポットを当て、キャラクター設定やスケッチ、原画などを紹介。トーベによるムーミン童話のための直筆ドローイングや、ラルスが手がけた「ムーミン コミックス」の最終話「10個のブタの貯金箱」(1975)の直筆原画など、貴重な作品・資料約280点が展示される。
 
 なお「ムーミン コミックス展」は、佐川美術館(2020年10月24日〜2021年1月11日)、茨城県近代美術館(2021年1月16日〜2021年3月14日)ほか、全国を巡回予定。