EXHIBITIONS
博物館でアジアの旅 アジアのレジェンド
東京国立博物館の毎年秋の恒例企画「博物館でアジアの旅」。東洋の美術・工芸・考古遺物が集う「東洋館」を舞台に、今年は「アジアのレジェンド」というテーマにちなんだ名品を紹介する。
もとは「伝説」を意味したレジェンド。そこから「偉人」などの意味が派生し、近年ではスポーツ界や芸能界などで殿堂入りを果たした人物もレジェンドと呼ばれるなど、言葉の意味が多様化している。
本企画では、「レジェンド」の意味の広がりを踏まえつつ、「レジェンドを表わしたもの」「レジェンドが作ったもの」「レジェンドが集めたもの」という3つの視点から、レジェンドにまつわるアジア各地の作品を選りすぐって紹介する。
「レジェンドを表わしたもの」としては、ギリシャ神話の英雄ヘーラクレースのイメージがシルクロードを経て、西域南道のホータンまで到達したことを示す貴重な作品《ヘーラクレース像》や、常人を超越したふるまいで知られた禅の世界のレジェンド、寒山(かんざん)と拾得(じっとく)のふたりが描かれた伝顔輝筆の重要文化財《寒山拾得図軸(かんざんじっとくずじく)》(〜9月22日)などを展示。
「レジェンドが作ったもの」としては、革新的な書人と称えられた顔真卿(がんしんけい)の畢生の傑作《顔氏家廟碑(がんしかびょうひ)》(〜9月22日)などを、「レジェンドが集めたもの」としては、東洋陶磁収集のレジェンドである建築家の横河民輔氏から寄贈された、コレクションの精髄を紹介する。
※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間などについては、今後の諸事情により変更する場合あり。最新情報は東京国立博物館ウェブサイトまで。
もとは「伝説」を意味したレジェンド。そこから「偉人」などの意味が派生し、近年ではスポーツ界や芸能界などで殿堂入りを果たした人物もレジェンドと呼ばれるなど、言葉の意味が多様化している。
本企画では、「レジェンド」の意味の広がりを踏まえつつ、「レジェンドを表わしたもの」「レジェンドが作ったもの」「レジェンドが集めたもの」という3つの視点から、レジェンドにまつわるアジア各地の作品を選りすぐって紹介する。
「レジェンドを表わしたもの」としては、ギリシャ神話の英雄ヘーラクレースのイメージがシルクロードを経て、西域南道のホータンまで到達したことを示す貴重な作品《ヘーラクレース像》や、常人を超越したふるまいで知られた禅の世界のレジェンド、寒山(かんざん)と拾得(じっとく)のふたりが描かれた伝顔輝筆の重要文化財《寒山拾得図軸(かんざんじっとくずじく)》(〜9月22日)などを展示。
「レジェンドが作ったもの」としては、革新的な書人と称えられた顔真卿(がんしんけい)の畢生の傑作《顔氏家廟碑(がんしかびょうひ)》(〜9月22日)などを、「レジェンドが集めたもの」としては、東洋陶磁収集のレジェンドである建築家の横河民輔氏から寄贈された、コレクションの精髄を紹介する。
※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間などについては、今後の諸事情により変更する場合あり。最新情報は東京国立博物館ウェブサイトまで。