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EXHIBITIONS

いつもの日曜日

2020.09.06 - 10.04

アンリ・カルティエ=ブレッソン SPAIN. Andalucia. Seville 1933

 nap galleryでは「いつもの日曜日」と題して、国内外の写真家によるグループ展を開催する。

 出展作家は、沖縄に生きる人たちを数多く撮影してきた石川真生、ライカA型カメラで市井の人々の生活風景を記録した木村伊兵衛、ファッション・カルチャー誌『Purple』などの撮影を手がけ、第一線で活躍を続ける高橋恭司のほか、田中長徳、丹野章、ジョエル・マイロウィッツ、C.ファマン、フランク・ホーヴァット、アンリ・カルティエ=ブレッソン、細江英公、マン・レイなど。

「各時代を生きた写真家によって何の気なく撮られた写真には、ニュースのような情報としての確かな物的証拠でもなく、インスタ映えのような他者を意識して向けたものでもなく、いつも、どこにでも、まるで気にされることなく過ぎてゆく毎日の痕跡のような、どこか得体の知れぬ懐かしさに似た既視感を感じられるものがある。

 誰かにとっては見知らぬ人、訪れたことのない風景の一瞬の写真を見た時に、そんな感覚を覚えることが出来る体験には、写真が持つ歴史的な情報としての価値と同等、あるいはそれ以上の価値があるのではないだろうか。

 それはあえてポーズをつけて写真を撮る特別な日とは別に、さり気なく過ぎ去っていったいつもの日曜日のような日々の積み重ねを、同じように大切だと感じられている瞬間。おそらく人が人として生きている限り変わらずに抱く感覚をとらえたものとも言えることだろう(本展ステートメントより)」