EXHIBITIONS
女流作家4人展
4名の女性作家、菅野有紀子、田中陽子、朴木友美(ほおのき・ともみ)、米津真理奈による展覧会「女流作家4人展」が艸居 アネックスで開催される。
菅野は1983年兵庫県生まれ。2012年能登島ガラス工房吹きガラス一年講座修了。Glass Studio Toos、三田市ガラス工芸館での勤務を経て、20年に金沢卯辰山工芸工房を修了した。現在、兵庫県を拠点に活動。自身の経験やそこから生まれる感情を出発点に、人物や具象的なモチーフとしたガラス作品を制作している。
田中は1992年石川県金沢市生まれ。2017年に金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程を修了し、同年に金沢卯辰山工芸工房に入所。現在は茨城県にて制作を行い、力強さと儚さを併せ持つ陶の花を手がけている。
朴木は1989年石川県生まれ。2016年に石川県九谷焼技術研究所研究科を修了し、16〜18年まで陶芸工房で従事。現在は石川県に在住し、金沢卯辰山工芸工房で学ぶ。朴木が陶芸のモチーフとするのは、モスクのモザイクタイルや密教の曼陀羅、吉祥天像や地蔵菩薩などの古今東⻄の信仰対象としての工芸品や美術品の要素。それらを現代に生きる自身の感性を通して具現化している。
米津は1994年大阪府生まれ。2015年に富山ガラス造形研究所造形科を、17年に富山ガラス造形研究所研究科を修了。20年に金沢卯辰山工芸工房ガラス工房を修了し、現在も金沢県を拠点に活動している。米津の作品のテーマは、「もの」に内在する「もの」をとらえること。鋳造したガラスを冷却してひびを入れ、砕いた形状を継ぎ直して再構築する技法によって、表現の幅を広げている。
本展では、菅野は新型コロナウイルスの世界的蔓延からインスピレーションを受けた作品を、田中は、生け花で剪定された花や、葬儀の祭壇に飾られるシンパシーフラワーなどをモチーフに、「命」を強く連想させる作品を発表。また、朴木は、鑑賞者の心を満たす精神的な器としての意味を持つ「陶祠」を、そして米津が、死を意識するまでの過程を制作へ落とし込んだ「Concept」シリーズを展示する。
菅野は1983年兵庫県生まれ。2012年能登島ガラス工房吹きガラス一年講座修了。Glass Studio Toos、三田市ガラス工芸館での勤務を経て、20年に金沢卯辰山工芸工房を修了した。現在、兵庫県を拠点に活動。自身の経験やそこから生まれる感情を出発点に、人物や具象的なモチーフとしたガラス作品を制作している。
田中は1992年石川県金沢市生まれ。2017年に金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程を修了し、同年に金沢卯辰山工芸工房に入所。現在は茨城県にて制作を行い、力強さと儚さを併せ持つ陶の花を手がけている。
朴木は1989年石川県生まれ。2016年に石川県九谷焼技術研究所研究科を修了し、16〜18年まで陶芸工房で従事。現在は石川県に在住し、金沢卯辰山工芸工房で学ぶ。朴木が陶芸のモチーフとするのは、モスクのモザイクタイルや密教の曼陀羅、吉祥天像や地蔵菩薩などの古今東⻄の信仰対象としての工芸品や美術品の要素。それらを現代に生きる自身の感性を通して具現化している。
米津は1994年大阪府生まれ。2015年に富山ガラス造形研究所造形科を、17年に富山ガラス造形研究所研究科を修了。20年に金沢卯辰山工芸工房ガラス工房を修了し、現在も金沢県を拠点に活動している。米津の作品のテーマは、「もの」に内在する「もの」をとらえること。鋳造したガラスを冷却してひびを入れ、砕いた形状を継ぎ直して再構築する技法によって、表現の幅を広げている。
本展では、菅野は新型コロナウイルスの世界的蔓延からインスピレーションを受けた作品を、田中は、生け花で剪定された花や、葬儀の祭壇に飾られるシンパシーフラワーなどをモチーフに、「命」を強く連想させる作品を発表。また、朴木は、鑑賞者の心を満たす精神的な器としての意味を持つ「陶祠」を、そして米津が、死を意識するまでの過程を制作へ落とし込んだ「Concept」シリーズを展示する。




